オタクでダサかった私がメリー・ポピンズになるまで
始めて服を買った
中学生のころ典型的なオタクだった私は、メイクどころか服装にすら気を遣ったことがなかった。
高校に入って、このままじゃダメなんだろうなと思い、一人でショッピングモールに行った。
何が可愛くて何がダサいのか分からなかったから、店員さんが持ってきてくれたコーデをよく分かんないままセット買った。
健気だ。
どの組み合わせでコーディネートを組んでもそれなりに見える(今の私からしたらそこそこダサい)超無難な服を選んでくれた。
それなりに見えるコーディネートを3セット持ってるくらいでオシャレになれるわけもなく、ヘアセットもメイクも、なんなら痩せることもせず高校2年生になった。
目覚めの時
高校2年の頃、好きな人ができた。
その人に可愛いと思われたくて、外見を磨こうと決意した。(かわいい)
ダサい頃の写真を載せたかったんだけど、自分の外見がコンプレックスで写真から全力で逃げてた。
おかげで写真がありませんでした。
あまりにもbeforeの写真を載せておきます。
周りに恵まれる
高校の頃私が所属していたクラスは、オタクとパリピの超両極端に分裂していた。
私は基本的にオタクグループにいたんだけど、コミュ力とギャグセンスのおかげか、パリピともそれなりに仲が良かった。
パリピの友達にメイクを教えてくださいってお願いしたら、お買い物についてきてくれた。
どれがいいか、どう使うのか全部教えてくれて、言われるがままに全部買った。
オシャレな服の選び方
そのあとオシャレな服が自分で選べるようになった!って宣言できるまで一年は経った。
よくある無難な服はすぐ選べるようになったけど、オシャレな服って難しい。
そこで、自分がオシャレだと思う友達が着てそうな服を買うことにした。
自分のセンスを信じるのをやめたのだ。笑
- 自分はセンスがないと認める
- ハイセンスな人を真似る
これが私がオタクから垢抜けた1番の理由だったと思う。
私の場合はオシャレな友達(メイクを教えてくれた子)だったけど、モデルさんとか女優さんとか、オシャレだなぁと思う人なら誰でも良い。
オシャレ雑誌に載ってる服を真似て買うのもいいけど、オシャレな雑誌に載ってるコーディネートと全く同じ物を揃えるのって難しい。
それに、似たデザイン、コーディネートをしようって思っても、センス0の初心者だと大事なポイントを外してしまって、思ってたのと違う!ってなりがちだから、意外と難しい。
かわいいと思った服を見つけたら、オシャレな友達が着ていたら違和感があるかないか。で買うかどうかを決めていた。
もちろん試着して、自分に似合うかどうかもチェック。
これをずっとやってると、自然と自分自身のセンスが磨かれていった。
いつのまにか、頭の中の友達に着せ替えごっこをしてもらわなくても自分のセンスだけで服を買えるようになった。
長くなりすぎたので明日。
次回:ルッキズムは悪なのか?
お楽しみに!