ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 読書感想文
肌の色が白くない人たちの中に、「美白」という言葉に違和感を持つ人が少なからずいるらしい。
差別は無知からくるものだと思う。
私は無知を言い訳に人を傷つけることをやめたい。
だから学んでる。
by.ほのぺこ(ほのぺこ名言集Part.3 より)
「無知なんだよ。誰かがそう言っているのを聞いて、大人はそういうことを言うんだと思って真似しているだけ」 「つまり、バカなの?」 忌々しそうに息子が言った。 「いや、頭が悪いってことと無知ってことは違うから。知らないことは、知るときが来れば、その人は無知ではなくなる」
著者の息子の同級生が、黒人の少女に差別的な発言をした時、著者は差別用語を発した同級生を「無知」だと言った。
同級生は黒人を差別する親の言葉を聞いて、それを真似しているだけなのだ。
その親も、きっと黒人と深く関わったことがないのだと思う。
つまり、黒人に対して同級生の親も「無知」なのだ。
著者の息子が通う、イギリスにある元・底辺中学校で起こる様々な問題。
さすが言葉を商売にしている人だ・・・。
著者が息子に語る言葉たちがどれも考えさせられるものばかり・・・。
久々に一気読みしてしまった。
宣伝しかできないし深く掘り下げたりもできないけど・・・。
みんなに読んでほしくてヤマもオチもないブログを更新してしまった。
すまんな。
Kindleでお試し読めるよ。無料版だけでも是非。